2019年7月6日土曜日

3日間の公演を終えて

たくさんの皆さんが観に来て下さり、6月30日に無事、「ゲド戦記―影との戦い―」の3回の公演を終えることが出来ました。
 とてもドキドキする中、幕が上がり、緊張しながらの舞台でしたが、勢いに乗って楽しんで演じることが出来た1日目でした。
2日目は、ゲド戦記の訳者である清水真砂子さんがお越しくださり、開演前と終演後に伺ったお話に勇気をもらい、励みにもなりました。
最終日、開演前の気合い入れでは、悔いを残さないよう、今までやって来た事を全て出し切ろうと改めてみんなで想いを一つにし、挑みました。
カーテンコールでの拍手、最後のお見送り、「ありがとう」「よかったよ」の温かい言葉が本当に嬉しく、ここまでやってきて良かったと思いました。
本番を終えた今、ホッとした気持ちと共に、「この物語とお別れかぁ・・・」と思うと少し寂しくもあります。

 約1年半の間、たくさんの方々に支えられ、ここまで来ることが出来ました。
会場に足を運んで下さり、ゲドの成長を見守ってくださった皆さん。
脚本・演出で力を貸して下さり、本当にお世話になった河口琢磨先生。照明で舞台の雰囲気を作って下さった森田智子さん、スタッフの皆さん。常に私たちを支え続けて下さった山岸先生、津田先生、教職員の皆さん。この演劇を応援して下さり、背中を押してくれた保護者の皆様。そして何より、ともに歩んできたクラスメイト。
感謝の気持ちで一杯です。ありがとうございました!


「な、終わったんだ。終わったんだよ。傷は癒えた。俺はひとつになった。もう、自由だ。」
                         ゲド戦記―影との戦い―より 


                                                                                                          広報係  すずめ、くるくる、翁 

2019年6月19日水曜日

ラストスパート

こんにちは。
2回目の登場、全体統括です。
68日、この日は2回目の通し稽古を行いました。衣装グループと大小道具グループの作業締切日ということもあり、大道具や衣装も使いました。
通し稽古をするにあたって、”狭く深く”という目標を持ち、日々取り組んできました。全場面に手をつけるのではなく、いくつかの場面を集中して練習し、その場面の演技を上げていきました。通し稽古を見て、形になった場面、ここから上げていく必要のある場面をみんなで確認し、次の週からは、まだ形になっていないところを上げていき、次の通し稽古で全場面を見た時に、全体のクオリティーを上げ、各場面が繋がって一つのストーリーとして成り立つように、日々の稽古を積む予定です。
その中で、先生がおっしゃっていたのは、「練習の演技が100%やったら、本番ではその3%しか力が出せない」という言葉です。
しかし、その通しを終えてみると、練習のほうがよかったと感想をいただき、
練習で上げた演技を維持し、それ以上のものを通しや本番で出すということがどれだけ難しいかを実感しました。

6月に入り、1日中集中して演劇練習をする日々が始まっています。
1日中と聞くととても長く聞こえるかもしれませんが、実際はあっという間に過ぎていきます。少しずつ疲れが見えてきていたりもしていますが、本番までの残り少ない時間を大切に、足を運んでくださる皆様によい作品を見せることができるよう取り組んでいきたいと思います。

全体統括 媼、骨挫show、龍

2019年6月11日火曜日

僕らの戦い


お久しぶりです。
脚本・演出グループのミノムシです。
刻一刻と近づいてくる本番に焦っている今日この頃です。
このクラスは仲がいいと今まで言われてきましたが、実はそれは表面的なものだったのかもしれないと思うような出来事がありました。
それは演出グループのメンバーと、演出・演技指導の先生が、うまく進まなかった場面練習について振り返っていた時のこと、大人数での会話の場面で、話を聞いている人々の反応の仕方について先生に質問すると、「日常的に人との関わりが薄いから上手く反応できないのではないか」と言われました。「このクラスからは他人への無関心さを感じる」とも。
言われてみると思い当たる出来事がいくつも思い浮かびました。例えばホールの掃除をする時、“やる人はいつも同じ、周りにいる人たちは動こうともせずにおしゃべり”の構造が当たり前であるということ。もちろん自分でやるべきことを探し、気づいて動けることが理想ですが、問題はそこではありません。自分はやっているからと周りの人がおしゃべりをして、ただ立っているだけでも何の働きかけもしないところです。話し合いでも、いろいろと意見は出るものの、ひとつに決められず、予定より長引くことが多々ありました。
 私たちはぶつかり合うことを避けて表面的に仲が良さそうなクラスを作ってきたのだと気付き、これを変えたいと話し合いの時間を持ちました。私たちの前にも向き合うべき自分自身の姿が現れてきたように思います。
 この話し合い以降、少しずつクラス全体が変化しようとしています。最近は、一人一人が自分の意見を表現するようになりました。しかし、気を抜くと元のなれ合いに戻ってしまうこともあります。ここから改めてスタートです!「私たち」のゲド戦記を皆さんにお見せできるよう進んで行きます。

演出・脚本係  昆布、悪兎、ミノムシ、カメ

数との戦い



衣装係 桃です。
今、衣装係は68日の衣装の完成に向け、制作の追い込みをしています。今回の演劇は役が非常に多いため、必要な衣装の数は69着にもなります。制作も大変ですが、それぞれ自分の役もあるので、場面練習などと両立するのが難しいのです。また、ファンタジー作品なので癖が強い役があり、役に合う服のイメージもそれぞれで、演出グループとも相談しながら作っています。しかし、縫う作業には他のグループの人達も手伝いに入ってくれ、みんなでにぎやかに作っています。
最近では、場面転換の練習も始まり、場面を作って行くたびに見せ転換の役が増え、必要な衣装はどんどん増える一方です。ここまでくると笑うしかありません。主役、ゲドの服も一旦完成しましたが、照明を当ててみると生地の質感がイメージと違ったため、もう一度生地を買いに行くところからやり直しました。
6月4日、今まで作った服をみんなに見てもらう勝負の日で、苦労して作った、ゲド、オジオンについては、好印象でホッとしました。ただ、まだまだ詰めきれていない衣装もあるので、そこは改善していかないといけないなと思います。
衣装の完成、そして演劇の本番に向けてこれからも制作に取り組んでいきます。有難うございました。

衣装係  どら焼き、sサイズ、ぺんぺん草、桃

2019年6月3日月曜日

ラストスパート

 こんにちは。大小道具のもやしです。
 前回のブログ投稿以降、大道具をはじめとする舞台美術を再検討するため、「ゲド戦記」に関わりのある数字や文様についてクラスで話し合いました。ケルトはゲド戦記との共通点が非常に多いように思われ、グループ内では、案を出す段階からケルト文化に注目し、建物や模様などを参考にしていました。ケルトで34という数字は重要な数字として扱われていることがわかり、今回の演劇でも34をモチーフに考えていこうという結論に至りました。そこから主に使う大道具の形を無事に決めることができました。
どんな道具を使うかというのは、当日までのお楽しみということでご容赦ください。

520日には、当日照明を担当してくださる方に来ていただいてワークショップが行われました。大道具は実際の道具の色合いを見るために、事前に木の板にペンキで様々な色を塗り、ライトを当ててみました。そこでは様々な色のライトを様々な角度から当てることによって、普段自分たちの目に映っている色とは全く違う色が見えてきました。まだ色の決定には至っていませんが、
自分たちのイメージを深めることができた貴重な会でした。

私たちの仕事は、まだまだあります。小道具も用意しなくてはいけません。必要な小道具をリストアップし、実際に用意するもの、エアーで演じるものを決め、そこからさらに作る物と探す物を分けます。
決めなければならないことが一つずつ解決して、最近は少しゆとりを持って作業できるほどになりました。

先週からは製作がスタートし、週の後半には、大道具の形は出来上がり、ここからは色塗り、小道具作りにかかります。メンバー一同本番に向け全力で頑張りますのでよろしくお願いします。

大小道具  もやし、ストロヘビー、チヂリ絵、キベさん、ゴリラ

凸凹な3人、思ったより平坦な道のり

 みなさま、こんにちは。再び音響グループです。
今回は凸凹トリオの今、についてお伝えします。

 もーもーは、少し前までは、作曲が進んでいませんでした。演出がまだ固まりきっていない場面の中に、どのような曲が入れられるのか、なかなかインスピレーションが湧かず、脚本・演出係との話し合いや、原作の読み込みが続いていたのです。しかし、最近になって音楽の先生のアドバイスをきっかけに、一気にインスピレーションが降臨。その後は苦労の影も見えないくらい、あっという間に曲の完成こぎつけました。このことで、担当するすべての曲の作曲を終え、テンションが一気に上向きになった現在は、曲の細かな修正に取り組んでいます。

 優柔不断かつ趣味や勉強にも忙しいちゅらら君は、締切近くになっても作曲に取り組んでいました。感覚重視で作曲に臨むもーもーとは異なり、理論派の彼は、ギターを片手にブルーライトカットのメガネをかけ、ヘッドホンをして難しい顔で作曲ソフトに向かっていたのです。普段はおっとりしているように見えますが、議論になるとしっかりと意見を述べるタイプで、これまた主張の強い他の二人と共に熱い論戦を交すこともしばしば。どうにか作曲を終えた今は、おかんと音響道具の制作に精を出しています。

 おかんは、カッターを片手にせっせと音響の道具を作っています。得意のアバウトさで素早く試作品は完成しましたが、音量に少々難があり、今はハイテク機器を使うという荒技を繰り出そうとしています。「環境音は、聞くのは簡単だが、作ると難しい」と、迷言を吐くことも。そして、何事にも興味津々のおかんは、「少し離れたところから見た方が、色々なことが見える」と大道具や、衣装にも首を突っ込んでいます。迷惑じゃないといいですが…。

 そこそこ順調に進んでいる音響係ですが、3人の噛み合わない凸凹ぶりは健在です。最近では、ある挿入曲の曲調で意見が3人ともバラバラ、ということがありました。様々な視点を持って議論ができるという利点がある一方で、議論が白熱してなかなか進まないことも。そんな時は、メンバーの誰かが引き取るという方法で解決するようにしています。

 そして今、さらに他の係との連携が重要になってきています。どのような場面にしたいのか、という演出のプランに沿って作ることが第一の中で、音響係として何を提案できるのか、模索の日々が続いています。

 音響係としてのブログの投稿は今回で最後になります。
お伝えできなかったこともたくさんありましたが、みなさんと、この演劇の雰囲気を共有できたことを幸せに思います。
 これから私たちは本番に向かって、さらに良いものを求め、走っていきます。

音響係  もーもー、ちゅらら、おかん

2019年5月28日火曜日

「本番まであと一ヶ月やで。」「そやな……え?!」

こんにちは!
脚本・演出グループの昆布です。

演目が「ゲド戦記」に決まったのは昨年12月。
物語を脚本に起こす必要があったので、他のグループよりも少し早い1月に動き始め、いろいろな人が脚本作りに関わってきました。今は悪兎、カメ、ミノムシ、そして私昆布の4人で活動しています。

話し合いの場ではミノムシがみんなの2人分くらい話します。シーンごとに分けて練習する場面練習では、悪兎が普段の二倍くらいやる気を出し、そこにカメが独創的な意見を加えます。盛り上がると雑談になってしまいますが、そんな時に軌道修正することが私昆布の役目だと思っています。

最近、場面練習がなかなか進まない日がありました。いつもと違うのは主役が欠席だということ。私たちはその時、ゲドという存在がいかにこの物語の中で重要であるか、そして何より、主役ゲドのアルパカが、どれだけのものを背負って努力しているのかを本当の意味で知りました。改めて、「ゲド」はクラス全員で創り上げていく役なのだという事を確認し、新しい一歩を踏み出したと思います。

演劇で必要なものは一に体力、二に気力ですから、毎朝のマラソンと共に、みんなで本番まで長距離を走り抜きます!

いよいよ本番まで一ヶ月になろうとしている今、大小道具・音響・衣装グループと連絡を取りながら舞台を作り上げていきます。ここからが演出グループの腕の見せ所!!

それではみなさん、また次回。

演出・脚本係 昆布、悪兎、ミノムシ、カメ