6/29/2021

私たちのヨガアケタ、


 私たちは、2021年6月27日に、無事「ヨガアケル、」の3日間の公演を終えることが出来ました。これは、先生方、そして保護者の方々の支えがあったおかげです。
 これまでの1年間、様々なことがありました。脚本が書けなくて悩んだり、練習スケジュールが大幅にずれ込んだり、道具は本番の1週間前になっても夜まで作業を続けていました。
 そんな演劇漬けだった日々は私たちの体に染み込んでいます。最近では、教室のあちこちからセリフを使った会話が聞こえてきたりするほどです。
 そして今日、大道具の太陽の壁を壊しました。それと同時に、私たち自身も心の壁を乗り越え、未来への一歩を歩み出したような気がします。

 公演を見に来てくださった方々、衣装の寄付や差し入れをたくさんくださった方々、見えない所で支えてくださった方々、本当にありがとうございました。
 最後になりましたが、脚本から演技指導まで、楽しく、厳しく面白く教えてくださった河口琢磨さん、本当にお世話になりました。河口さんと一つの世界を作り上げられたこと、とても嬉しかったです。ありがとうございました。


「さあ、僕とセカイを隔てる臆病な壁よ。光り輝く外のセカイへ。僕は自分の力で。」

                                『ヨガアケル、』より

                    広報係  蝋梅・エルサレムセージ・ローダンセ

6/24/2021

 製作グループのご紹介3


こんにちは!

本番1日前になりました。今回は、演出係、美術統括、全体統括です。


この3つの係はどれも、全体の進捗にあわせて臨機応変に活動しています。メンバーそれぞれ内容はバラバラで、係間の線引きが難しいところですが、主となる活動内容をご紹介します。



演出係


 全ての係と関わって動いているため、一言では紹介できないくらい多様です。

 本番が近づくにつれ、登場人物の兼役を組み、舞台裏やお話に登場する場所の位置関係を考えた上での出捌け表作成など、ひとつの作品として上演するために細部にまで目を配り様々に活動しています。

 演出をしているとどうしても表現したいことが増えてしまうため、脚本係として脚本のカット部分を絞り出したりしている人もいます。それぞれの活動に必死になってしまい他の係の状況が把握しきれなくなる中、できる限りその場の状況を共有し合えるよう心がけています。


演出係 ミラビリス、クリスマスベゴニア、ツル、ハラン



美術統括


 様々な製作物を作るにあたり、一から世界観を立ち上げてきました。物語の舞台は実在しない世界ですが、脚本に登場する色々なモノを手がかりに、現実世界に置き換えると何年代のどのような地域のものなのかを具体的に考え、リアリティを出しています。そしてそれを各製作係に示すことで、舞台美術に統一感を持たせています。

 製作係の司令塔になりつつ、メンバー自らインパクトドライバー片手に製作や、会計係を担当したりもしています。


美術統括 アカシア、プリムラベラリーナ



全体統括


 全体の状況を把握し、本番に向けてクラスをリードしています。演技や製作だけでなく、場の空気を上げるクラスのムードメーカー的存在でもあります。その時のシーンの進み具合を基に1日の稽古の時間割製作や、本番までのスケジュールを大きくまとめるなど事務的なこともこなしています。タイムリミットを実感し、本格的に焦り始めるのが一番早い係かもしれません。


全体統括 ツタ、ディアスキア



本来なら本番2週間前に会場入りをしているはずでしたが、今年は6月20日まで京都府に緊急事態宣言が出ていたため、本番の週に会場入りしました。

道具の搬入、照明の仕込み、色作りなど、バタバタの2日間を経て今日ゲネプロをしました。

明日、初日の幕が上がります。

最後の最後まで良いものをつくろうと進み続けています。


次は劇場でお会いしましょう!


6/10/2021


製作グループのご紹介2


こんにちは!
少し投稿が遅くなりました。前回に引き続き製作グループの取り組みをご紹介します。今回は音響係と衣装係です。


音響係

 舞台の転換曲、環境音、クラスのテーマソングの作成などを係の中でそれぞれ分担して進めています。
 係の1人に「劇の音響を一言で表すと?」と尋ねると、「調味料」という言葉が返ってきました。「音響は、演劇の調味料みたいなもの。具材である演技をひきたたせ、彩っている」と。ちなみに、「大道具はお皿で、演技を印象付けている」、とも言っていました。
 中でも環境音を作るのが難しいそうで、しっくりくる音を見つけられるまでいろんな物を叩いてみたり吹いてみたりと試行錯誤していました。その分、見つけられた時の嬉しさはとても大きいものだそうです。次の通しから、いよいよ場面に音を入れていく予定です。

音響係 ロベリア、カメリア、メギ


衣装係

 登場人物の個性や性格、物語の世界観をビジュアル面で表し、支えています。今年は創作なので、この世界に生きる人々はどんな物を身につけているのか、台本を頼りにイメージを作っています。物語の中には3つの異なる場所が出てきます。そのうちの2つが対極のあり方をしている人々で、その違いをどのように表現するかが肝となっています。そこから対になる表現は何か探し、参考になりそうな年代のファッションをたくさん調べたそうです。
 今製作は大詰めを迎えています。

衣装係 ラナンキュラス、バッカリス、スカビオサ


次回もお楽しみに!

5/28/2021

制作グループのご紹介

こんにちは!

今回からは、それぞれの製作グループの活動を何度かにわたってご紹介していきます。




広報係


この係の大きな仕事は、ポスターやチラシ、ブログの製作など、この演劇を皆さんに向けて発信していくことです。直接舞台作りには関わらない作業のため、孤独ではありますが、当日舞台を観ていただくまでにどれだけ演劇のイメージを伝えられるかにやりがいを感じています。

実は苦戦しているのが、このブログの文章を作ることです。投稿するまでに何度も書き直しています。広報係の役割の中に文章作りはたくさんあるので、絵を描くことが好きだからと軽い気持ちでこの係に入ったので、書くべき文章の多さに驚いています。

今は、ポスターとチラシが完成したので、当日に会場で配るパンフレットやブース展の準備に入っています。



    

⇧文章を製作中



広報係  蝋梅、ローダンセ、エルサレムセージ




大小道具係


役者を引き立てる舞台美術を作り、お客さんが「ヨガアケル、」の世界に入り込みやすいような道具作りをしています。

今回の演劇では、ある場面で、絶対に欠かせない大きな道具が必要です。係のみんなは、それを実現させるために日々話し合いを重ね、試作を繰り返しながら進んでいます。

小道具係も、実在しない道具のイメージを膨らませて形にし、舞台で使えるものにしていく作業を行っています。


  

   ⇧学校のホールで試作中



道具係  蓮、アキレア、フリージア、カメリア、ディアスキア、アカシア、ハラン



 


次回は、音響係、衣装係について紹介します。お楽しみに!

















5/19/2021

 はじめまして!!

 

このブログでは、今年の12年生がどのようにして卒業演劇に取り組んでいるのか週に1度紹介していきます!

 

 ―この作品に至るまで―

 

11年生の6月から、演劇の題材をクラスで探し始めました。

しかし、全員が納得できる作品をなかなか見つけることができず、話し合う→行き詰まる→誰も言葉を発さなくなる、というループに陥り、脱出することができなくなっていました。

 

そんな中、クラスメイトの一人が、新しい作品を候補に出してくれました。

それは、彼女が創作した物語でした。これを読んだクラスメイトの多くが作品を推し、結果的に私たちは創作演劇に取り組むことを決断しました。

 

3学期からは、物語の世界観と流れ、細かい設定をクラス全員で話し合い、深めてきました。しかし、目の前に立ちはだかる大きな壁を越えることはできないのではと、私たちは少しずつ感じはじめました。自分たちの頭の中にだけ存在するストーリーを形にする力が、私たちには足りなかったのです。「違う作品の方がいいのではないか」「脚本ができそうにない中、このままオリジナルで進めていくことは可能なのか」という言葉がクラスの中で飛び交い、またもや目の前は真っ暗になりました。刻一刻とリミットが近づき、春休みに突入していました。

 

休み中も演劇指導で入ってくださっている河口さんと話し、脚本係は登校して作業を続けてきました。しかし、「もうこれ以上生徒たちで書くことはできない」という決断をし、悩んだ末、河口さんに脚本を書いていただけないかとお願いしました。そして、受けていただけることになったのです。河口さんは私たちの考えた物語を、再構築して脚本を書いてくださいました。

春休み明け、少しずつ私たちの手元に脚本が届き、読むたびに私たちでは表現できなかったことが形になっていて感激しました。428日に、河口さんが命を削って書いてくださった脚本の全てが手元に来たのです。

 

現在、その脚本を元に演技の練習を進めています。

 

 

 広報係  ロウバイ、ローダンセ、エルサレムセージ