こんにちは。12年生広報係です。
7月3日をもちまして、卒業演劇「わが町」の公演を無事終えることが出来ました。
会場に足を運んでくださった皆様、思いを馳せてくださった皆様、本当にありがとうございました。
私たちがテーマにしていた「日常が最も大切であること」が少しでも観て下さった皆様に伝わっていれば幸いです。
今回「わが町」を通じて私たち一人一人が改めて当たり前だった日々に目を向けることができた貴重な時間でした。
「こんにちは」」「ありがとう」「ごめんなさい」……これらの言葉は日々当たり前に使う言葉です。しかし、実際に演技として相手の人に届けることはすごく難しいのです。私たちがこれらの言葉を発するとき、私たちはどんな思いで発しているのか。もし、しっかりと相手の人に伝わっていなければ噓の言葉として響いてしまうのです。なので、何度も何度も台本を読み直したり、それぞれの役について話し合ったり……そんな風に演技の上でも思いのこもった言葉での会話が当たり前になるように劇を作り上げていきました。このような日々を通じて、私たちはこの演劇期間でこれらの言葉が改めて大切な言葉だと認識し、決して適当に発してはいけないワードなんだなとクラスで共有することができました。演劇が終わった今後も、しっかりと相手の人に届けていきたいと思います。
3日間の公演を終えて、たくさんの感情が沸き上がりました。無事に終えてほっとした気持ちや課題にしていた場面に納得がいかず悔しい気持ちも少し残ったり、もうこのメンバーで演劇ができない事に悲しくなる気持ちなどなど……。それは個々様々ですが、何よりも私たちは皆様に伝えたいことがあります。
「本当にありがとうございました」
今またコロナウイルス感染拡大が報じられている中で、この公演が当たり前のようにできたこと。皆さまに支えられてここまで来れたこと。そして、今このブログで皆さまに伝えることができたこと。私たちは幸せ者です。去年の4月からの約1年3か月― 見守ってくださり本当にありがとうございました。
この投稿を持ちまして、2022年度卒業演劇ブログは終了です。このブログを読んでくださった皆様、本当にありがとうございました。
広報係 ギブズ医師 レベッカ・ギブズ